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最近の話

めちゃくちゃブログを書かなかった。まぁもうこのブログ読んでる人もいないだろうけど。

前回のブログを書いてしばらくしてから母親が癌だと判明した。末期ガンで抗がん剤がうまく効けば2,3年は生きられるって感じらしい。母親は51歳でまぁまだ死ぬ年じゃないと思ってた。母親が癌だと分かってからしばらくは本当に毎日布団の中で泣いてた。医者から詳しく話を聞くまえに色々調べてたら母親の状態だと余命3ヶ月とか出てきた。母親自身は癌って言ってもそんなに酷くない癌だろうと思っていたので、僕は誰にもそういう話ができず本当にキツかった。そのあとに医者からもう完全には治らないとか5年なら大いに生きうるけど10年は無理みたいな話を聞いて母親は号泣していた。僕も辛かったが、母親が死ぬということよりも、死ぬという恐怖とかそういうものに追い詰められている母親を見るのが辛かった。僕はかなりのマザコンというかお母さん子なので常に最強として君臨していた母親がこんなにどうしようもなく苦しんでいるのは本当に心が痛んだ。

 

母親が癌という宣告を受けてそろそろ一か月になっているわけだが、あの頃と比べると想像だにしていなかったくらい今は心が重くならない。とはいえ時々泣きそうにはなる。抗がん剤の影響で母親の髪の毛が抜けていってる。僕は男で髪の毛が今後一生生えないということに特段の感情を持たない気がするんだが、女性はやはり応えるのかなと勝手に思っている。生活で特に変わったことはない。僕は以前よりも母親の手伝いを積極的にするようになったけどそれくらい。あんまり遠出できないし友人に話すのも億劫らしく母親は近所に買い物にいくか家でテレビを見ているかしている。僕も母親とテレビを見ているのだが、ふとこういう時間がそう長くは続かないのかとか色々考えたりする。よく「もっと親孝行したかったのに」という言葉をドラマとかそういうので見かける気がするけど僕にはあまりそういう感情はない。ただもっと多くの時間が残されていると思っていた。当然のように彼女を紹介したり、孫を見せたりそういうことができると思っていた。もちろんできる可能性はあるけど。出来たらいいなと思う。

 

老人を見かけると張り倒したくなる。俺のお母さんより長生きすべきほどの徳のある人間がこんなに溢れているはずがないと思う。そう思うと同時に世の中の人って辛いんだなと思う。大学生の時に母親が末期癌であることが判明するってそんなに特別な不幸ではないと思う。世の中にはもっとキツい出来事に見舞われてる人がいっぱいいてそういう人たちも元気に生きてるんだなと思うと俺も辛い辛い言ってらんないよねっていう。色々ネットで調べようとするとがん患者のブログがヒットする。読んでると僕の母親よりも若い人も多い。子供も四歳とかで僕らはこの人らに比べたらまだマシだなとかぼんやりと思ったりする。その人たちよりマシだから何ってわけではないけど。そもそもマシって何って話だけど。

 

僕は来年から全国配属のある会社に就職します。正直どうしていいのか分からない。家庭の事情を話せば特別に考慮してくれるらしい。今後のキャリアを考えると地方に行きたいと思うけど母親の事を考えると東京にいたいなという気もする。とここまで書いて思ったけどやっぱり家庭の事情を話してその上で東京にいられるように希望を出そうと思う。東京にいる3年間が無駄になるわけではないし、無駄になったとしても3年くらいならいいかな的な。現役で大学入ってストレートで卒業だし。

 

お医者さんには頑張ってはやく革命的な新しい癌治療の方法を編み出してもらいたいです。頑張ってください、世の中のお医者さんたち。