自己満足するな

 今日はスコットピルグリムVS邪悪な元カレ軍団を見た。

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ガリヒョロオタクが可愛い彼女の元カレと戦う話だった。映画自体は面白くもつまらなくもなかったけども、好きになった子がヤリマンだったらいやだなって切実に思った。自分の好きな子がヤリマンなんて信じたくないよね。僕も能年さんがヤリマンだったらと思うと普通にゲロ吐きそうです。なんていうか言葉にできないんだけど男とやりまくっている女が嫌いというだけじゃなくて、彼女にそうさせる精神構造だったり外部環境だったり何かは分からないけども、何かが存在するわけで、そういうことを色々と考えると悲しいよね。そんな彼女を抱きしめてあげたいほど悲しい。あぁ能年さんがヤリマンだったら自殺したいな。嘘。自殺はしないけど抱きしめてヤリマンはやめてもらってしかるのち結婚したい。それと思ったのが邦題のセンスのなさ。英題は「SCOTT PILGRIM vs.the world」なわけで、スコットは世界と戦っているんですよね。彼女がヤリマンでなければならなかったクソみたいな世界と。もちろん想像ですけど。まぁなんつーかそういうところ考えたほうがいいよね。ゼロ・グラビティとか特に。あれの邦題考えた奴映画最後まで見てねえだろ。

 

 お昼にお弁当を買った。ファミリーマートのタルタルチキンのトルティーヤとスタミナ丼を買った。トルティーヤのほうは表から見える部分は鶏肉と野菜がいっぱい詰まってるいるように見えるんだけど中身がスカスカ。サンドイッチとかでもあるけど逆にどうやってこれつくってんだよっていうね。中々難しそうだし、そもそも良心の呵責とかないのかねっていう。スタミナ丼は完全に伝説のすた丼のパクリで美味しくもなく不味くもなかった。バランの上に汚らしい漬物が申し訳程度に乗っかってたんだけどいらないんだよね。あれいりますか?完全にファミリーマートの自己満足でしょ。合成着色料でありえないくらい真っ黄色にしたたくあんをちょろっと載せて喜ぶ消費者がいるか!自己満足に消費者のお金を使うな!バランの上に載せたたくあん禁止!まぁバランって言いたかっただけです。バラン、あの緑色の葉っぱみたいなやつね。バランってなんだか汚い感じがする。

老人を裁け!!!

 前回のブログを読んでいて、ですます調は良くないと思ったのでですます調をやめる。やっぱりですます調だと愛が伝わらないよね。そうLOVEが伝わらない。このブログは愛を伝えるブログだから、ですます調のせいで愛が伝わらないのは致命的なので、ですます調はやめる。愛を伝えるというと非常に漠然としていてなにも伝わらないと思うのだけど、ようは世界は希望に満ちていて生きるに値して明日は今日よりいい日だっていうことを僕の言葉で表現していき、みんなでその雰囲気を分かち合いたい。

 

 今日観た映画はそんな僕の思いとは全く相容れない「裁かれるは善人のみ」という映画。

キリスト教について造詣が深ければ色々考察することも出来るのだろうけどあいにく不真面目な文学部生の代表であるところの僕はキリスト教についての知識がほぼ0なのでそういうこともできず適当なことを書こうと思う。あらすじを極めて大雑把に書くと、善人が悪人に囲まれて一人バカを見るという話。終始主人公は不条理な苦しみにあい続け最後まで希望がない。市長や弁護士に食い物にされる主人公を見てドラゴン桜の「バカは一生搾取され続ける。搾取されたくなければ勉強して搾取る側に回れ」みたいなセリフを思い出した。主人公はバカだから搾取されて市長や弁護士は勉強したから搾取するというわけ。搾取したければ勉強するしかない。まあでも搾取されたくないからといって搾取したくもないよね。LOVE&PEACEだから。夢も希望もない最悪な映画だったけど面白かった。

 

 まぁ映画の話は本題ではなくて、ブログの題名に書いたように、老人を裁いてほしいという話をしたい。今日映画を見に行って愕然としたのが老人の多さ。8割9割老人だった。映画館なのか健康ランドなのか分からないレベルで老人しかいなかった。まぁそれはいいとして、こいつらのマナーがひどい。隣のジジイが上映中にいびきかいて寝ててマジでぶん殴ろうかと思った。寝るなら老人ホームのベッドで寝ろ。上映後もハロウィンの次の日の渋谷かと思うほどに床にゴミが散乱していて、老人もろともゴミ箱に入れたほうがいいなとしか思えなかった。僕は愛を伝えたいけど、老人に分けてやる愛はない。さすがにFUCK&DEATHって感じ。もう僕はとにかく老人が嫌いで僕のばあちゃん以外の老人は全員死んだほうがいいと思ってる。電車でも絶対に老人に席を譲らないって決めてる。なぜなら老人が疲れて早死したほうが日本のためだから。しかしながらこないだキングスマンを見て頭の中がmanners maketh man.で支配されている時に電車で座っていたら、前に老人が来たので一流のスパイ志望の僕は席を譲った。おばあさんはなんかわけわかんねぇ事をゴチャゴチャ言いながら僕に感謝してきた。どうやら初めて乗る電車でよく分からない中で席を譲ってもらって嬉しいみたいな事を言っていたようだった。そのクソババアは高田馬場につくとスタスタと降りて行き何事もなかったかのようにドアのすぐ近くの階段を下り電車を乗り換えていった。何が初めて乗る電車や!乗り慣れ過ぎて乗り換えに近いドアの位置まで把握してるじゃねぇか!もうゼッテェクソ老人どもに席なんか譲らねぇ!!!

バクマン。はサカナクションのPV

 映画というくくりでブログを始めるにあたって題名だけそれっぽくしました。とはいえ中身でも映画の話をしていこうと思ってます。

 

 先日床屋に行ってきました。そこの床屋さんは僕が中学生の時から通っているところで6年とか7年通ってます。ほぼ毎回同じ人に切ってもらっていて、大学受験や大学生活、就職活動の話なんかも適宜してきた間柄です。その人に君って挫折したことないよね~って言われました。大学受験でも就職活動でも首尾よく第一希望のところに決まって確かになんというかいわゆる挫折経験みたいなことはないかもしれなぁと思いました。ちなみに僕はその6年間だか7年間だか髪の毛を切ってもらっている美容師さんの名前を知りません。

 

 僕には明確な挫折経験はありませんが、挫折感は感じています。常に感じています。渋谷のセンター街を一人で歩いているときや、大学でカップルの横で講義を受けているときや、電車で隣に人が座らないときなんかには、特に強く挫折感を感じます。まぁ大学の講義なんか受けないし隣にカップルが座ったこともないんですが、とにもかくにも僕は常に言葉にできない鬱屈とした挫折感というか敗北感で体を圧迫されています。面白くなりたくても僕より面白い人なんか無数にいるし、頭良くなりたくても僕より頭いい人は無数にいるし、格好良くなるのは諦めてます。さして深刻ではないですけど、決定的に満足ではないんです。僕はそんな感じで具体的な挫折経験はないですけど常日頃から挫折してます。そんな人いませんかね?そんな人にオススメの映画がスーパー!という映画です。

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スーパー!の設定はだいたいキックアスと似てます。冴えないおっさんが正義に目覚めてヒーローのコスチュームを着て自分の目に入った悪と戦うというのが大まかなストーリーです。キックアスはオタクの妄想です。オタクが活躍し可愛いガールフレンドを手に入れ学校の人気者になる。でも実際オタクは活躍できないし、万が一活躍したとしても学校の人気者にはなれず、可愛いガールフレンドも手に入りません。可愛い子は格好いいラクロス部やアメフト部やサッカー部の男と付き合うと相場が決まってるんです。スーパー!はそんな我々オタクの人気者でもなく、可愛いガールフレンドもいない人生を肯定してくれます。我々オタクの人生も幸せな瞬間に満ちた素晴らしいものであると告げてくれる映画なんです。人生は素晴らしいんです。

 

といってもその映画を見た僕がなにも変わってないように、映画をみたから世界への見方が革命的に変化して人生が楽しくなり小さなことにクヨクヨしなくなり常に前向きになるというようなことはないです。まぁでも一瞬でも人生の素晴らしさを感じたらそれって素晴らしくないですか?素晴らしいことですよね。非常に素晴らしいです。つまりはそういうことです。オナニーみたいなもんです。オナニー好きですよね?僕は好きです。

 

 映画にサラっと触れつつ日常を面白い文章で書き綴るようなブログを書きたいと思っていたんですが無理でした。スーパー!最高!